レーシック(LASIK)は、高精度の医療用エキシマレーザーを使用して角膜に照射し、角膜の形状を変えることによって
屈折率を変化させ、視力を回復させる画期的な視力矯正施術です。
長い間、近視や遠視、乱視にはめがねやコンタクトレンズを使用して矯正していました。しかし、近年コンピューターの発達やレーザー技術の向上でレーザーを利用した治療により治すことができるようになりました。
レーシック(LASIK)は、正確には、Laser in Situ Keratomileusisといい、この頭文字を取ってLASIKと呼んでいます。ギリシャ語でKeratosは「角膜」、Mileusisは「修正する」という意味です。すなわちLASIKとは、レーザーで角膜を修正するという意味です。
レーシック(LASIK)は、他の手術とくらべてもとても安全性の高い施術で痛みもほとんど無く、10分から15分ほどの手術で入院の必要もありません。早ければ当日のうちに、ほとんどの方は、翌日には視力を回復しており、多くの方が受けています。
アメリカでは、年間130万症例を越える屈折矯正手術が毎年実施されています。
1995年にFDA(米国食品医薬品局、日本の厚生労働省にあたる機関)が、エキシマレーザー治療による矯正手術を認可してから、急速に発展してきました。
日本でも2000年1月に厚生省(現:厚生労働省)がエキシマレーザーによる矯正手術を認可し、その安全性が確認されました。
日本国内では、まだ年間7万症例ほどの症例数ですが、レーシックに認知により、今後飛躍的に普及することが予想されます。